今回は、「演技上手すぎ!」と話題の俳優・坂東龍汰(ばんどう りょうた)さんの魅力に迫ります。
映画やテレビで様々な活躍されていますが、特に注目を集めたのがドラマ「ライオンの隠れ家」の自閉症がある「みっくん」役です。
坂東龍汰さんは、なぜ演技が上手いのでしょうか?
その秘密を探ると、溢れる才能や演技以外の魅力も沢山見えてきます。
では坂東龍汰さんの『演技力がすごい理由8選』を詳しくご紹介いたしましょう。
坂東龍汰のプロフィール!ドラマ「ライオンの隠れ家」のみっくん役!

坂東龍汰(ばんどう りょうた)さんのプロフィールをあらためてご紹介しましょう。
生年月日:1997年5月24日(2025年5月現在、28歳)
出生地:アメリカ・ニューヨーク
出身地:北海道伊達市
身長:175 cm
血液型:O型
活動期間:2017年~
事務所:鈍牛倶楽部
ニューヨークで生まれ、3歳から北海道伊達市で育ったという坂東さん。
詳しくは後述しますが、「シュタイナー教育」という特殊なカリキュラムの学校で、幼稚園から高校卒業まで過ごします。
2017年に俳優デビューし、2018年のドラマ『花へんろ特別編』で初主演。
2022年の映画『フタリノセカイ』で映画初主演を果たし、日本映画批評家大賞の新人男優賞を受賞。
2023年には、2025年公開予定の映画『君の忘れ方』での単独初主演が発表され、若手演技派俳優として注目を集めています。
また、2024年冬クールのTBSドラマ「ライオンの隠れ家」では、自閉症がある青年役を演じ、その高い演技力が評価されました。
坂東龍汰が演技力すごい理由8選!シュタイナー教育や映画好きは父の影響?

坂東龍汰さんについて調べると、演技力がすごい様々な理由が浮かび上がってきました。
その理由8つを順番にご紹介していきましょう。
①シュタイナー教育を受けているから
1つ目は「シュタイナー教育を受けているから」です。
シュタイナー教育とは、ドイツの哲学者、ルドルフ・シュタイナーが教育法です。
シュタイナー教育は「自由への教育」と呼ばれていて、自分で考え、判断し、行動できる人間になることを目標にしています。(中略)とくに幼児期は意思の力、感覚を育て、身体の十分で健やかな発達を促す教育を行い、子どもが「本物」に触れることを大切にしています。
引用元:東洋経済オンライン
この教育を受けた著名人も各界で活躍しています。
ミヒャエル・エンデ(「モモ」で知られる小説家)
サンドラ・ブロック(女優)
斎藤工(俳優)
村上虹郎(俳優)
個性を伸ばす教育法だと言われているため、坂東さんも臆することなく伸び伸びとした演技ができるようになっていったと考えられますね。
②父親が映画監督を目指していたから

坂東さんの父親・坂東剛さんは、とにかく破天荒な人だということです。
その経歴の一部をご紹介すると…
映画監督を目指してアメリカに渡り、
歯科技工士としてニューヨークで活躍して起業。
帰国後は北海道で「仲洞爺バイオダイナミックファーム」というワイナリーを経営。
ということで、とても面白そうな人だということがわかりますね。
そんな父の影響を受け、映画好きになったということで多くの演技を見ていることが「演技力」に繋がったと考えられます。
③映画を見る環境が違ったから
「映画好き」であると同時に、映画は坂東さんにとってとても貴重な娯楽だったということです。
僕は小学校から高校までシュタイナー教育の学校に通っていたので、テレビやゲーム、インターネットに触れることを禁止されていたんです。ただ、父が無類の映画オタクで、「映画はいいんじゃないか」と中2ぐらいから、毎週土日はレンタルビデオ屋に行って、映画を1本借りて観ることが許されました。それが、すごい楽しみでしたね。
引用元:CREA
テレビやゲームやインターネットに触れずに育つことで手軽な娯楽が減り、その分貴重な娯楽だった『映画』を集中して見ていたのではないでしょうか?
幼少期に映画から吸収したものが、「演技力」に繋がっている可能性もありますよね。
因みに「ライオンの隠れ家」の自閉症のみっくん役は、1988年の映画「レインマン」から着想を得ているとのことでした。
④人間観察が好きだから
坂東さんは『人間観察』がお好きとのこと。
以下は、坂東さんがドラマ「RoOT / ルート」で、探偵役を演じた時のインタビューです。
僕、人間観察が好きなんですよ。いろんな人の人生を知ってみたいと思うタイプなんです。だから現場でも役者さんやスタッフさんとコミュニケーションを取っていますね。人の人生を見ることにってものすごく興味があるんですよね。
引用元:Emo!miu
だから探偵にも向いているとおっしゃっていましたが、これは演技をする上でも必要なことですよね。
人間観察で得た様々な蓄積が演技力に繋がっているのではないでしょうか?
⑤留学経験があるから
坂東龍汰さんは、ニューヨークで生まれて3歳で帰国、また高校時代はニュージーランドに留学経験もあるとのこと。
英語もペラペラだと噂されていますよね。
一般的に日本人は感情表現が下手だと言われていますが、幼少期や思春期の多感な時期に海外で過ごされている分、表現力が豊かだと考えられます。
留学経験の国際感覚が演技力にも生かされている可能性がありそうですね。
⑥芸術的センスがあるから
坂東龍汰さんは、様々な芸術ジャンルの趣味や特技を持ち、多彩なことで知られています。
所属事務所のプロフィールに記載されている趣味、特技は以下の通りです。
趣味⇒写真撮影、油絵、古着屋巡り、ボクシング、ロードバイク
特技⇒社交ダンス、ギター、バイオリン、スキー、スノーボード、クレイアニメーション制作
その幅広さには驚かされます。
中でも「クレイアニメーション制作」が特技という人はなかなかいませんよね。
番組の企画で挑戦したクレイアニメの制作風景はコチラです。
本編スタートのところから始まるようにしています。
全部で約12分ありますので、お時間がある方は最初からじっくりとご覧くださいね。
クレイアニメが直接関係する訳ではありませんが、溢れる芸術的な才能は何らかの形で『演技力』に繋がっているのではないでしょうか?
因みに坂東さんの母親は陶芸家だそうです。
粘土をこねるのは、母親譲りの腕前なのかもしれませんね!
⑦役作りがスゴイから
8話ご覧いただきありがとうございました!
— 坂東龍汰 Ryota Bando (@bando_ryota) November 29, 2024
9話もよろしくお願いします!#ライオンの隠れ家 pic.twitter.com/VkZerjL4x0
前出の「ライオンの隠れ家」のみっくん役については、始まる前から入念に役作りをされていたとのこと。
難役に挑む坂東は「“さくらんぼ教室”という自閉スペクトラム症の方々が通われている学校に、撮影が始まる1カ月前ぐらいから一緒に授業を受けたり、お話しをしたりして、仲良くなったりした」と役作りに励み「役を自分の中で作っていきました」と明かした。
引用元:スポニチ
ステレオタイプにしたくないとのことで、誰か1人をモデルにするのではなく、そこで接した様々な自閉症の人たちから得た体験で役作りをしたようです。
念入りな役作りに加え、ご本人の観察眼が加わって良い演技に繋がったと考えられますね。
⑧幼少期から演技教育を受けたから
最後は、「幼少期から演技教育を受けたから」です。
シュタイナー教育の学校で幼小中高一貫校で勉強してきて、小学校低学年の時から「演劇」っていうのが授業のカリキュラムに入っていたので、お芝居にはずっと触れていたんです。 最初はずっと恥ずかしがり屋で極力、前に出たくなかったので、セリフがない役でお願いしてました。カラスAみたいな「カー」しかセリフのない役で、「カー」ってずっと言ってました(笑)。でも高校1年生ぐらいの時から「セリフ多い役をください」と誰かの前に出たくなり始めて、そこからお芝居が好きになったんです。
引用元:めざましメディア
というように、学校の授業を通して幼少期から「演技」が身近にあった環境で育っています。
坂東さんにとっては、生活の一部のような「演技」なので、自然に役作りができるところが「演技力」に繋がっていると言えますね。
因みに海外では「コミュニケーション力」を養うため、「演技」が積極的に学校のカリキュラムに取り入れられています。
以上、坂東龍汰さんの「演技力がすごい理由8選」でした。
改めてみてみると⑦以外は、親の教育方針や影響によるものだということが読み取れますね。
「演技力」の礎を築いたのは父親だけではなく、両親のお陰と言ってもいいかもしれませんね。
まとめ 坂東龍汰が演技力すごい理由8選!父親の影響やシュタイナー教育も!
今回は、俳優・坂東龍汰(ばんどう りょうた)さんが演技力すごい理由8選!をご紹介しました。
自閉症役だけではなく、演技力や生き方などすべての面で父親の影響を大きく受けていることがわかりますね。
きっと父親だけではなく、母親やご家族が魅力的な方なのでしょう。
今後の坂東龍汰さんの演技にも注目していきたいと思います!
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